Google、Preferred Sourcesを米国とインドで正式公開。登録したニュースサイトをトップニュース枠で優先掲載

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Google は、米国とインドで Preferred Sources(プリファード ソース)を一般公開しました。

Preferred Sources は、Top stories に記事が掲載されるニュースサイトを優先指定する機能です。
お気に入りのニュースサイトを登録することで、そのサイトで発行されたニュース記事がより頻繁にトップニュース枠に掲載されるようになります。

これまでは、Search Labs からオプトインしたユーザーに試験機能として提供されていました。

お気に入りニュースサイトの記事を優先掲載

米国もしくはインドの Google 検索結果の Top stories には Preferred Sources 用のアイコンが表示されます。

Preferred Sources

優先掲載したいニュースサイトを検索して、チェックを入れます。
ここでは、Yahoo Sports を選択しました。 Preferred Sources

再読み込みすると、Yahoo Sports の記事が Top stories の先頭に掲載されるようになりました。

Preferred Sources

日本での公開の可能性あり

冒頭でも触れたように、Preferred Sources は米国とインドで一般公開されました。

Google 検索部門の責任者の Nick Fox(ニック・フォックス)氏によれば、そのほかの国での公開も進行中のようです。

また、同じく Google 検索部門の副社長である Rajan Patel(ラジャン・パテル)氏によれば、Search Console での Preferred Sources のレポートも検討中とのことです。

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ニュースメディアにとっては、Preferred Sources に登録してもらうことはトップニュース枠からのトラフィックを増やす大きなチャンスになりそうです。

ダイレクトに登録する URL やボタンも用意されています(詳細はヘルプ記事で確認を)。

Preferred Sourcesボタン

日本で公開を楽しみに待ちましょう(「Preferred Sources」の日本語名称はどうなるのでしょう?「優先ソース」?)。