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5月17〜19日に米カリフォルニア州マウンテンビューで開催された Google I/O 2017 で、Google の CEO、Sundar Pichai(サンダー・ピチャイ)氏は、Google 検索で求人情報を探せる “Google for Jobs” を発表しました。

Google for Jobs を発表する Sundar Pichai

機械学習で、最適な求人情報を提供

Google for Jobs は機械学習を用いて、検索ユーザーに最適な職業を提供するように設計されています。

検索クエリが職探しに関連していた場合、求人情報結果を返します。

検索クエリだけではなく、その検索ユーザーがいる場所も考慮されます(場所を指定していない限りは、遠く離れた地域ではなく近くの職場がいいに決まってますよね)。

Google for Jobsの検索結果

さらにさまざまな条件での絞り込みが可能です。

  • フルタイム
  • 過去3日以内に公開された
  • 肩書

同じ仕事内容でも、呼び方が異なることがあるのはごく普通です。
retail(小売)は、store clerk(店員・販売員)、sales representative(販売員)、store manager(店長)を意味しているかもしれません。
機械学習の力によって、こうした関連性がある同種の職業はすべてまとめて認識されます。

Google for Jobs は、関連した求人を一覧表示します。
概要には通勤時間も掲載されます。
今後は、通勤時間も絞り込みのオプションに加わるとのことです。

気になる募集が見つかったなら、それをタップすれば詳細を見ることができます。
さらに、ワンタップで応募を可能にする機能も備わっているようです。

あらゆる職業・職種に対してあらゆる人々が Google for Jobs のサービスを利用できるようにすることを Google は目指しています。

パートナーサイトの求人を掲載

Google for Jobs は Google 独自の求人サービスではありません。
サードパーティのサイトで公開されている求人情報を集約して Google 検索に掲載します。

LinkedIn や Monster、Facebook、Careerbuilder、Glassdoor などの求人・転職サービスがパイロットケースとして参加してテスト運用してきました。

Google for Jobs に掲載されるのは、あくまでもサードパーティのサイトで公開されている情報で、最終的にはそのサイトへユーザーはアクセスします。
したがって、Google にユーザーを奪われるという心配は(少なくとも今のところは)なさそうです。
逆に、Google 検索によって応募者が増えることが期待されます。

まずは米国から、将来はもっと多くの国で

Google for Jobs はまず米国から数週間後にスタートします。
ゆくゆくは、ほかの国でも利用できるようにするつもりだとピチャイ CEO は話しました。

2、3週間前に 求人情報ボックスが表示される検索結果が発見されたことをこのブログで紹介しました。
Google for Jobs はきっとこれに該当すると思われます。

I/O の構造化データのセッションでは、JobPosting を間もなく公開する予定だとのことでした(説明はなかったけれど、スライドには出ていた)。
この構造化データでマークアップしておけば、Google for Jobs に掲載されるのではないかと僕は考えます。

求人・転職サイトにとっては、Google 検索での露出を高めるチャンスになりそうです。
と同時に、Google にデータを提供することになり、Google 独自のプロダクトに利用されるのではないかというジレンマが増えることにもなりそうです。

Google for Jobsが果たして実際にどのようなサービスなのか、米国での公開を待ちましょう。

ピチャイ CEO による Google for Jobs の発表シーンはこちらの録画で視聴できます。

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