[レベル: 中級]
Google Discover のサムネイル画像に関するガイダンスに軽微な、しかし重要な更新が入りました。
テキストを含んだ画像に関する推奨です。
テキスト入り画像は禁止事項ではなく UX 悪化を防ぐため
先日アップデートされたドキュメントはテキスト入り画像について次のように説明していました。
Avoid using images with text in the schema.org markup or
og:image metatag.
schema.org のマークアップまたは
og:image metaタグでテキストを含む画像を使用しない。
次のように更新されました。
For best results, avoid using text-heavy images in the schema.org markup or
og:image metatag.
最良の結果を得るためには、schema.org マークアップまたは
og:image metaタグにテキストの多い画像を使用しないでください。
表現が
- 「テキストを含む画像を避ける」
から
- 「最良の結果を得るためには、テキストが多い画像を避ける」
という表現に変わりました。
これは、テキスト入り画像は禁止事項ではなく、見せ方やパフォーマンスに関する推奨事項であることを示していると解釈できます。
「For best results(最良の結果を得るため)」が重要なフレーズです。
軽いテキストオーバーレイは問題ない可能性が高いものの、テキストが詰め込まれたサムネイルは Discover での効果が低くなる可能性があります。
特にモバイルのスクリーンでは、小さすぎたりつぶれたりして読めなくなってしまうからです。
また、アスペクト比が 16:9 でない画像ではテキストの一部が切り取られてしまうことがあります。
つまり実際には、画像を表示しなくなるとか、ましてガイドライン違反認定して Discover から締め出すといった厳しい処置の対象になるのではなく、CTR と画像品質に関わる話と見るべきでしょう。
本来の意図に則して、表現を緩和したと捉えるべきです。
実質的なルールは「Discover の画像にテキストを一切使わない」ではなくなりました。
「画像をテキスト広告やソーシャルカードのように見せない」という注意が本当に伝えたいことなのでしょう。
サイト名やリード文のような少量のテキストは、可視性が十分であれば、おそらく問題ありません。
しかし、大量のテキストは悪手です。
Discover のテキスト入り画像のベストプラクティス
Discover で指定するサムネイル画像にテキストを含める際の推奨事項は次のとおりです。
- 小さなテキストオーバーレイや控えめなブランディングは気にしない。
- 画像自体に書かれた文字が主な価値となっているアイキャッチ画像の使用は避ける。
- schema.org /
og:imageで指定する画像や記事のメイン画像は、テキストがなくても視覚的にわかりやすく、読みやすく、インパクトのあるものにする。 - 主なリスクは手動対応やペナルティではなく、Discover でのパフォーマンス低下であると考える。
まとめ
schema.org または og:image で指定する Discover 画像のテキスト挿入に関するガイダンスの一連の更新を簡潔にまとめます。
画像内のテキスト自体は問題ではありません。
情報過多で読みにくいサムネイルのデザインが問題なのです。
テキストが多いサムネイルは最良のパフォーマンスを求める場合には望ましくないというのが Google が意図するところだと考えられます。
