[レベル: 中級]
Google は Circle to Search(かこって検索)をアップデートし、複数オブジェクトの画像検索に対応させました。
このアップデートにより Circle to Search は、1 枚の画像内の複数のアイテムを同時に識別し検索できます。
スクリーン内で囲った複数オブジェクトを同時検索
これまでは、指で囲うあるいは指でなぞった単一のオブジェクトが Circle to Search の検索対象でした。
これが、囲った範囲の中に含まれる複数のオブジェクトを同時に認識し、検索対象にできます。
次のような例を Google は挙げています。
- 複数の魚の種類を一度に識別する ―― カラフルな魚の写真を囲んで「これらの魚はすべて何という種類で、どのように共存しているのか?」と質問する。Circle to Search は ハナメフグや ミズクラゲなどの種を識別し、それらの生態系における関係を説明し、関連リソースへのリンクを提供する。
- 部屋の模様替え ―― ミッドセンチュリーモダンなリビングルームの雰囲気など特定のスタイルをイメージする際に、ランプ 1 点だけを検索するのではなく、Circle to Search を使って部屋内のすべての要素を探索する。
- ソーシャルメディア投稿のコーディネートを分解する ―― コーディネート全体を囲み、アクセサリーや着ている服、靴などの各アイテムを識別して、ショッピングやスタイルのインスピレーションのために類似アイテムを探す。
また、Circle to Search でのバーチャル試着ツールにも複数オブジェクト認識機能は適用されます。
同様に、Google レンズでも利用できます。
対応デバイス
Circle to Search の複数オブジェクト認識は、Samsung Galaxy S26 シリーズおよび Pixel 10 でまず提供開始します。
近日中にさらに多くの Android デバイスへ拡大予定です。
テクノロジー
Circle to Search の機能アップデートは、AI 処理の強化で実現しました。
Gemini 3 のエージェント的なプランニングおよび推論機能を搭載しています。
ビジュアルクエリのファンアウトも強化されています。
関連する画像領域を切り出し、並列検索を実行し、結果をクロスリファレンスします。
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Circle to Search でのクエリは昨年は 3 倍に増えたそうです。
頻繁に利用されていることが伺えます。
AI Mode のクエリの約 6 件に 1 件が音声または画像を使っていると、2025 年第 4 四半期の決算発表で触れられていました。
AI 検索に好まれるコンテンツとして、動画もさることながら画像コンテンツの拡充もマルチモーダル戦略では重要になっています。
動画・画像コンテンツを積極的に配信する取り組みもオススメです。
Circle to Search の複数オブジェクト認識は、今のところ、Samsung Galaxy S26 シリーズおよび Pixel 10 だけに搭載されています。
あいにく、僕の端末は最新モデルではないためまだ体験できません。
他のデバイスへの展開が待ち遠しいです。
