iOSのGoogleアプリがAMPをサポート開始、iPhoneからの検索トラフィック増加に期待

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iOS向けのGoogleアプリAMPサポートするようになりました。
SafariやChromeだけではなく、Googleアプリで検索したときにもAMPコンテンツが検索結果に表示されます。

バージョン 15.1からAMPをサポート

この記事を書いている時点では、5月27日にリリースされた 15.1 がiOS向けGoogleアプリの最新バージョンです。
新機能としてAMP対応の言及があります。

• Accelerated Mobile Pages(AMP) – さまざまなニュースや記事が瞬時に読み込まれるようになります。AMP 対応の場合は、検索結果の [トップニュース] で記事の横に稲妻のマークと [AMP] という文字が表示されます。驚異的なスピードで読み込まれるページの数々をぜひお楽しみください。

こちらが、Googleアプリからの検索結果に表示されたAMPコンテンツです。
通常の場合と同じように、カルーセル形式のトップニュースのなかに掲載されます。

Googleアプリの検索結果に出てきたAMPカルーセル
※キャプチャは @chiastolite さんから提供いただきました。ありがとうございました!

5月に開催されたGoogle I/O では、GoogleアプリがAMPをまもなくサポートすることが発表されていました。
予告どおりの実装になります。
一方、Android版のGoogleアプリもAMPをサポートするとのことでしたが、今の時点での最新バージョンでもまだサポートしていないようです。

日本ではiPhoneユーザーの割り合いが多いと思われます。
iPhoneでGoogleアプリを利用しているユーザーがどのくらいるか僕にはわかりませんが、GoogleアプリがAMPをサポートしたことによって、AMPページへの検索トラフィックが増えることを期待したいところです。
AMP対応しているサイトでは、iOSからの検索トラフィックの変化に注目してみてください。