【画像SEO】CDN配信する画像にはサイトとは別にクロールバジェットが割り当てられる

[レベル: 上級]

画像を CDN でホストしている構成では、本サイトと CDN サーバーのクロール バジェットは別々に割り当てられます。

サーバーのキャパシティはホスト名に基づく

外部の CDN サーバーから画像を配信しているサイトでは、クロールバジェットは本体のサイトと共有されるのか? それとも別々に扱われるのか?

こうした趣旨の質問に Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は次のように説明しました。

サーバーのキャパシティはほとんどの場合 URL/ファイルのホスト名(ドメイン名)に基づく。なぜなら、そこから読み込まれるからだ。

画像が yoursite.somecdn.com に置いてあり、(記事などの)コンテンツは www.yoursite.com に置いてあるとしたら、それぞれに対して別々にサーバーキャパシティを監視する。

次のような構成で画像(または他のリソース)を配信していたとします。

  • 本サイト(ユーザーがアクセスするサイト): www.example.com ⇐ 自分のドメイン名
  • 画像: exmaple-cdn.com ⇐ 外部の CDN サービスのドメイン名

この構成では、www.example.comexmaple-cdn.com のサーバーの処理能力はそれぞれのサーバーに応じて判断されるとのことです。
クロールバジェットの割り当てにも影響してくるでしょう。
つまりクロールバジェットを共有しません。
したがって、片方へのクロールがもう片方へのクロールを阻害することはなさそうです。

一般的に言って、CDN はクロールに最適化されています。
画像を大量に公開している大規模サイトでクロールバジェットを気にするのであれば、CDN 経由での画像配信は有効な手段になりそうです。
📝すずき補足: 通常のサイトはクロールバジェットを気にかける必要はまったくありません

画像を CDN 配信するときに知っておきたいこと

画像を CDN 配信するときに知っておきたいことがいくつかあります。

  • 高頻度のクロールを処理する性能がサーバーにあったとしても、Googlebot のクロール頻度が上がるとは限らない
  • 別ドメインで画像を配信したとしても、物理的なサーバーが同じならたいして違わない(例: 本サイトが www.example.com で、画像を置くサイトが image.example.com 。ただし、サーバーは同じ)
  • ウェブページと比べると画像のクロール頻度は低い
  • CDN からの画像配信でも、自分のドメイン名からの配信のように URL を書き換えると CDN を変更しても影響が少ない(たとえば、CNAME レコードを設定して、exmaple-cdn.comimage.exmaple.com の別名を与える)

画像専用ランディングページを作成することを画像検索のベストプラクティスとして昨日の記事で紹介しました。

木村さんがこんな指摘をしていました。

専用ページを作る分だけ URL が増えるという点に変わりはありませんが、画像を別サーバーに置くのはクロールの分散に多少なりとも役立つかもしれません。