昨日解説したGoogleのAdam Lasnik氏のインタビューの続きです。

残っていた、「URLの正規化問題」「FLASHの最適化」「予定しているウェブマスターへのサポート」の3つになります。

●URLの正規化問題
URLの正規化というのは、たとえば「http://www.sample.co.jp/」と「http://www.sample.co.jp/index.html」が同じコンテンツを示す場合、同一のURLとして統合して処理することです。

◆◆◆
URLは、正確にはファイル名まで含める必要があります
(例:http://www.suzukikenichi.com/index.html)。
ファイル名が含まれていないときは(例:http://www.suzukikenichi.com/)、サーバー側の設定で指定されたファイルが自動的に表示されます。

自動的に返されるファイルを、Default Document(デフォルト・ドキュメント)と読んだりします。
一般的なデフォルト・ドキュメントは、index.html,index.htm,index.phpです。
http://www.suzukikenichi.com/と
http://www.suzukikenichi.com/index.htmlは、
同じコンテンツを表示しますが、URLが異なるのでサーチエンジンにとっては、別ページとして認識されます。

リンクを張るときでも、index.htmlを付けたときと付けないときでは、それぞれ別々のページへのリンクとして処理されていう可能性があります。
また、まったく同じコンテンツのページが複数あると、複製コンテンツとしてみなされる危険性もあるのです。
◆◆◆

このURLの正規化問題について、Googleはしっかり改善されています。

Our Googlebot looks at the page and if it sees a page that is pretty much identical to something it has already seen, it will automatically make a determination regarding which page makes more sense, and it will run with this URL for that given page.

we also combine PageRank.

we are also able to take the different links, the different URLs that are linking there

同じコンテンツを示すURLが複数あるときは、どちらがより重要かを自動的に判断して、重要なURLだけを表示するようにします。
その際、ページランクや各ページに張られたリンクは統合されます。

見た目は違っても中身は同じ、と適切に認識してくれるわけですね。

もうひとつ発生しやすい正規化問題があります。
CMSで多いのですが、ファイルの拡張子を.htmlから.phpに変えた場合です。

◆◆◆
この海外SEO情報ブログはWordPressを使っていて、ファイルはすべてPHPで作られています。
デフォルトドキュメントは、index.phpです。
⇒ http://www.suzukikenichi.com/blog/index.php
◆◆◆

do 301s on all the HTMLs to PHPs

こんなときは、.htmlから.phpへの301リダイレクトを使うように推奨しています。

That is to submit an XML sitemap using our webmaster tools, because what we’ve been doing increasingly is taking a look at the URLs that are submitted on that sitemap, and using that as a canonicalization hint. So, if we are uncertain whether we should be using the, just site.com, or site.com/index.html, but, you list site.com and not site.com/index.html in your sitemap; we are going to be more apt to go with that.

このほかのURL正規化のTIPSとしてウェブマスターツールで送信するサイトマップで、指定するとGooglebotの手助けになることも教えてくれました。

最後に、GoogleはURLの正規化を上手に処理するようになっていますが、URLは統一して使ったほうがより安全だとも喚起しています。

気をつけましょうね。

●FLASHの最適化
FLASHを利用する場合、SiFR(Scalable Inman Flash Replacement) とSWFObjectのどちらを使ったほうがいいのかという問題です。

◆◆◆
SiFRは、「HTML上の任意のテキストをJavascriptでFlashムービーに置き換え、アンチエイリアスが掛かった選択可能なテキストとして表示する手法」で、SWFObjectは、「Macromedia Flashのswfを埋め込むためのJavascript」です。FLASHについては精通してないので、詳しくは自分で調べてください。w
◆◆◆

I have seen some SiFR sites that have been indexed just great.

SiFR might be safer bet as you put it, but, if folks already are using SWFObject, and they are keeping the content the same, I think that’s great too.

断言はしていませんが、どちらかというとSiFRを勧めています。
ただし、SWFObjectが悪いというわけではなく、すでにSWFObjectを使っていてそちらの方が好きなら、それはそれでOKだとのことです。

●予定しているウェブマスターへのサポート

これからウェブマスターに対しては、オンラインとオフラインの両方でサポートしてきます。

オンラインでは、Google Groups(Google グループ)のGoogle Webmaster Helpなどでサポートしていますが、英語以外の言語に拡張していきたいそうです。

オフラインでは、ウェブマスターを招いてのカンファレンスです。
昨年は、アメリカ、オーストラリア、中国、ドイツ、スウェーデン、イギリスなどで開催し、今後も続けて生きたいとのこと。

ぜひ日本にも訪れてほしいですね。

Google ウェブマスターツールも機能を拡張していくそうです。

some really neat things that will be coming out, but I can’t talk about them just yet.

なにやら面白そうな機能が近いうちに登場するそうですが、詳しくは話せないそうです。
何が出てくるのか、楽しみです。

以上が、昨日の投稿とあわせてGoogle EvangelistのAdam Lasnik氏のインタビューのダイジェストです。

GoogleはSEO嫌いかと思っていたんですが、そうでもなさそうですね。
正しくSEOをしているウェブマスターには、好意的で協力的なようで安心しました。(^^)

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Comments

  1. By y.a on

    僕のサイトでは内部のリンクは「index.html」(相対的)で表示し、
    外部のリンクは「http://で始まり/で終わる」(絶対的)にして
    初心者ユーザーに分りやすく表示していますが、検索エンジンには
    絶対リンクで統一した方が良いのでしょうか?

    *** Reply form Suzuki Kenichi ***

    y.aさん

    こんにちは。

    この記事で説明しているのは、デフォルトドキュメントを含めるか含めないかの問題で、絶対パスか相対パスかの問題ではありません。
    検索エンジンにとって、絶対パスと相対パスはどちらも同じに扱われます。

    ただ、質問をよく読むと、相対パスと絶対パスを十分に理解していないように思えます。

    相対パスは、分かりやすくいうと現在のディレクトリからの場所指定で、
    絶対パスは、トップディレクトリからの場所、つまりhttp://で始まる場所指定です。

    > 僕のサイトでは内部のリンクは「index.html」(相対的)

    デフォルトドキュメントを含めたくないなら、トップページに戻るときは
    「./」でカレントディレクトリ(今いるディレクトリ)を表せます。
    「../」で、1つ上に上がります。

    僕も質問の意図を十分に汲み取っていない気もしますが、Googleは同じに扱ってくれると言っているものの、内部リンク・外部リンクをとわず、URLは統一しておくのが無難です。

  2. By y.a on

    分りづらい表現ですいません、
    やはりURLは内部リンク・外部リンクの関係なく統一することしました。
    ありがとうございました。

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