[対象: 全員]

モバイル向けサイトでは、ディスプレイの大きさや回線速度、開発の手間などの理由によりPC向けサイトにあるコンテンツをすべて移植せず部分的に省くことがあるかもしれません。

しかしBaymard Instituteが行ったモバイルショッピングサイトのユーザビリティに関する調査によればコンテンツの省略は時には悲惨な結果に終わることがあるようです。

【注意】
この記事で紹介する内容はECサイトに対するものです。
ブログやメディア系サイト、コーポレートサイトなどタイプの違うサイトではユーザーの行動様式は異なってくることがあり得ます。

PC向けサイトとモバイル向けサイトには同じコンテンツを掲載する

限定したコンテンツは以下のようなマイナス面に繋がるとBaymard Instituteの調査は発見しています。

  • きりがない勘違い
  • お粗末なショッピング体験
  • カゴ落ち

一部のコンテンツだけしかモバイルサイトにないことの問題点は、一部しか載っていないことにほとんどの場合ユーザーが気付かないことです。
すべてコンテンツがあるものだと当然のようにユーザーは思い込んでいます。

コンテンツの省略が特に問題になったのは、「商品一覧」と「ヘルプ」でした。

商品一覧

掲載するアイテムをモバイルサイトで限定してしまうと、一部のアイテムの掲載を省略していることや何が省略されているのか、なぜ省略したのか、省略したアイテムはどこで見られるのかを伝えることが非常に難しくなるのだそうです。

あるファッション系のECサイトはモバイル向けには、10〜20個の注目アイテムだけに限定して掲載し残りはニュースやイベント情報を紹介していました。

ところが調査に参加した全ユーザーが、すべてのアイテムが載ったページがサイト内にあるはずだと信じきってそれを探しました。
10分以上探し続けたのに結局ないことがわからないままだったユーザーもなかにはいたとのことです。

ヘルプ

PC向けサイトと比較してモバイル向けサイトではヘルプのコンテンツを少なくしているECサイトが数多くあります。
基本的なヘルプ項目だけに絞って載せています。

しかしヘルプコンテンツの省略も商品一覧と同様に特に大きな問題になるようです。

多くのテストで、出荷までの期間や送料、返品条件のようなささいな情報を見つけ出すことにもユーザーは苦労して途中で諦めてしまうこともしばしばでした。

そういった情報がそもそも存在しないか、非常に長い規約のなかに埋もれて探せなかったかのどちらかだと思われます。

モバイル版のFAQの「配送について」セクションでは配送方法や出荷までの期間をユーザーは見つけることができず、PC版に移動したら見つかったというECサイトさえありました。

見せ方は変える

モバイル向けサイトであってもコンテンツにはPC向けサイトと同じ内容を掲載すべきです。

しかしレイアウトやフォーマット、書き方など見せ方はモバイル向けに最適化します。

小さな画面でも読みやすいようにコンパクトにしたり項目を列挙するときはひと目で理解しやすいように傍点を付けてリスト化したりする工夫が大切です。

詳細ページやサブページですべての商品説明をするのではなく、折りたたみ式にしておいてタップすると残りの説明文が展開して出現するというデザインも使えます。

まとめ

「モバイルだからコンテンツが少な目でもいいだろう」という考えは間違っていると言えそうです。
モバイルユーザーであってもPCユーザーと同等の情報を求めていると理解していいでしょう。

モバイル向けサイトのコンテンツを“一部省略”することのデメリットについてのBaymard Instituteの調査内容は、この記事で紹介したことがすべてではありません。

“一部省略”しました。

すべて知りたいという人はこちらの参照元記事をお読みください。

なお、同じにすべきなのは「コンテンツ」です。

「機能」は、モバイルとPCでは求められるものが違ってくることが多くあります。
「機能」は、それぞれのユーザーに合わせて変えることが逆に、ユーザビリティの向上に繋がるでしょう。

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