[レベル: 中級]
Search Console のパフォーマンス レポートでブランドクエリ フィルタをすべてのサイトで利用できるようになりました。
LinkedIn でアナウンスがありました。
Search Console のブランドクエリ フィルタが、対象となるすべてのサイトで利用可能になりました! この機能は、ブランドクエリと非ブランドクエリを自動的に区別することで、サイトへのトラフィックをもたらしているクエリの分析に役立ちます。この機能と利用条件の詳細については、https://lnkd.in/dBXcW9_6 をご覧ください。
ブランドクエリ フィルタとは
ブランドクエリ フィルタは、「Google」や「Gmail」のように特定のサイト名や社名、サービス/プロダクト名を指名したクエリを絞り込む機能です。
昨年 11 月下旬に発表された機能ですが、実際には、一部のユーザーへの限定公開の状態が続いていました。
ようやく、すべてのサイトで利用できるようになりました(条件あり、後述)。
ブランド・非ブランドで分類
検索パフォーマンスレポートを開くと、ブランドクエリ フィルタが使えるようになったことを伝えるメッセージが出ています。
なお、ブランドクエリ フィルタはトップレベルのプロパティでのみ使用できます。
サブディレクトリやサブドメインのプロパティでは利用できません。
- ⭕️
https://www.suzukikenichi.com - ❌
https://www.suzukikenichi.com/blog/ - ❌
https://shop.suzukikenichi.com
「検索キーワード」フィルタを選択すると、ブランドクエリと非ブランドクエリでのフィルタのオプションが追加されています。
僕のブログをブランドクエリでフィルタした結果です。
僕の名前ばかりですね。
ちなみに、僕の名前の漢字は「謙」であって「健」ではないのですが、ブランドクエリ フィルタはこうした誤字脱字も認識してくれます。
また、アルファベット(すべての言語)も同一であれば含めます。
いわゆる「エンティティ」で認識していると解釈していいでしょう。
一方、こちらは非ブランドクエリでフィルタした結果です。
う〜ん、ブログ名の「海外SEO情報ブログ」とそれに類するクエリはブランドクエリに含めてほしいですねぇ。
編集できず
「クエリ グループ」とは異なり、ブランドクエリは正規表現を自動で設定しているわけではありません。
AI を活用した内部システムによって決定されています。
現時点では編集できません。
そのため、必ずしも正確な分類ができているとは言い難いのが実情です。
したがって、サイトによってはブランド認識に疑問符がつく場合もあります。
管理サイトがどうなっているかご自身で確認してください。
分析情報レポートで比率チェック
分析情報レポートでは、ブランドクエリと非ブランドクエリのクリック比率を見ることができます。
このサイトは、ブランドクエリでのクリックが極めて少なく、全体のわずか 1% です。
対してこちらのサイトは、ブランドクエリでの検索トラフィックが 4 分の 3 を占めています。
もっとも、ブランド・非ブランドの識別がうまくいっていなければ、こちらの比率も不正確になってしまいます。
◇◇◇
コア アップデートのような大きめの変動を起こしやすいランキングシステム更新や、AI Overview/AI Mode による AI 検索でのクリック減少に対抗する効果的な手段のひとつがブランドクエリ、つまり指名検索を増やすことです。
あなたのサイトにユーザーは行きたいのですから、ランキングの変動や新しい検索機能の登場には影響を受けにくいのです。
ブランドクエリを増やす施策に積極的に取り組むことを推奨します。
Search Console でのブランドクエリ フィルタは現状を把握するのに役立つことでしょう。
ただし先に触れたように、精度に改善の余地があります。
Search Console 内からフィードバックして改良に協力しましょう。
精度の向上は最終的に僕たちの利益になります。
