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通信を暗号化するSSLを標準のウェブ検索に適用することをGoogleは昨日アナウンスしました。

これにより、Googleアナリティクスを含むアクセス解析ツールではGoogleのオーガニック検索のキーワードを取得できなくなります。

Googleアナリティクスの場合、参照元としてGoogle検索からの訪問だということは確認できますが、キーワードに関しては「( not provided ) 」とレポートされるとのことです。

昨日からレポートに出てきているので、おそらく下のデータが該当するはずです。

Googleアナリティクスのnot provided

流入キーワードを取得できなくなることは、サイト管理者・ウェブコンサルタントなど僕たちサイト運用に携わる人間にとって大きな痛手になります。
海外ではフォーラムやブログのコメント、ツイッターなどあちこちでGoogleへの非難が沸き起こっています。

幸い、Google.com だけでの適用になるので Google.co.jp からのトラフィックがほとんどであろう僕たち日本語サイト運営者にとっては、少なくとも今のところは傍観できそうです。

またもう1つ条件があります。
それは「Googleアカウントにログインしているユーザーにだけ適用される」ということです。

GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏は、影響するのは全検索の10%未満だろうという予測を立てています。

ほぼ常にGoogleアカウントにログインしている僕からすると、10%未満という数字は「少なすぎね?」と信じられないのですが、一般のユーザーならログインしていないのは普通の状態なのかとも想像はできます。

どのくらいのユーザーが、ログインした状態でGoogle検索を利用するのでしょうか?

あるSEOブログが、この疑問に答える調査データを公開してくれました。

Googleアカウントへのログイン・ログアウトの割り合い

特殊な方法を使い(詳細は参照元記事を読んでください)、3ヶ月間の135,000のGoogleからのユニークユーザーについてGoogleアカウントにログインしていたか、ログインしていなかったかを調査しました。

このデータによれば、ログインした状態でGoogleから訪問したユーザーは全体の11%でした。

10%を超えていますが、Matt Cutts氏の見積もりとかけ離れている数字ではありませんね。

でもアクセス数の多いサイトで10%を超えるというのはアクセス解析に与えるインパクトを無視できないのではないでしょうか。

1つのサイトだけ、ログイン状態を確実に切り分けできているかの保証がない、Google.comユーザーに限った話、ということで僕たちの状況にそのまま当てはめることはできませんが、1つの参考情報として紹介しました。

もう1つ気になる情報をTwitterでいただいたので紹介しておきます。

SSL検索記事へのツイート

「Android のGoogle検索Widget使った時の移動先は端末・キャリアによって違う。」と渡辺隆広さんから補足情報をいただきましたが、僕が使っている Xperia acro では、Google.comに飛びました。

Android端末ユーザーはPCユーザーよりはGoogleアカウントにログインしている可能性が高いように思います(コンピュータに疎いうちの奥さんも僕と同じ端末を使っていてGoogleサービスを使っています。ん?、でもこれは僕が設定したからかもw)

日本人ユーザーを対象にしたサイトにはほとんど影響しないとは言いましたが、Androidスマートフォンからのアクセスが多いサイトはひょっとしたら何らかの変化があるかもしれませんね。

該当しそうなら、しばらくの間監視しておいてください。

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