rel=prev/nextサポートの終了後のページネーションのベストプラクティスをGoogleが準備中

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ページネーションのベストプラクティスとして利用できた rel="prev/next" のサポートを Google は(密かに)数年前に終了していたことが今年の春に明らかになりました。
そこで、ページネーションの新しいベストプラクティスを Google は準備しているようです。

ウェブマスターカンファレンスで新ベストプラクティスに言及

12 月 4 日にイスラエルのテルアビブで Google Webmaster Conference TLV 2019 が開催されました。
このイベント中のセッションで、rel="prev/next" 終了後のページネーションのベストプラクティスについて John Mueller(ジョン・ミューラー)氏が言及したそうです。

ガイドラインが間もなく正式に公開されるとのことですが、投稿してくれたスライドの写真をもとに先取りしてみましょう。

pagination without rel=prev/next

まず、基本となる構成について触れています。

  • ページ間で自然にリンクする(前のページ、次のページ、ページ番号)
  • クリーンな URL(パラメータなし、もしくは少数のパラメータ)

Google のためになにか特別なことをする必要はなさそうです。
一般的に使われているページネーションのリンク構成で大丈夫なようです。
「前へ」・「次へ」あるいは「1 > 2 > 3……5」のようなページ送りのリンクをページ下に設定しておけばいいでしょう。

URL はパラメータを極力なくします。
これは、ページが分かれていても一連のコンテンツであることを Google が理解しやすくするためと思われます。
たとえば、次のようなページネーション URL 構成はクリーンと言えるはずです。

  • https://example.com/pagination/ , https://example.com/pagination/2/, https://example.com/pagination/3/
  • https://example.com/pagination?page=1 , https://example.com/pagination?page=2, https://example.com/pagination?page=3

見た目にページ分割しているとわかりますね。

スライドの下 3 分の 2 がこれだけでははっきりしません(なので、多分に推測です)。

記事コンテンツを分割しているときは、単純に、すべてのページにリンクしかつインデックス可能な状態にしておけばいいと思われます。

“Detailed Links” は EC サイトの一覧ページのページネーションのことではないでしょうか。
すべての詳細ページにリンクするか、もしくは最初のページまたは最初から数ページだけをインデックスさせて、1 ページ目に rel=”canonical” で正規化するか、残りは noindex にするのように僕は理解しました。

【訂正】“Detailed Links” はたとえば EC サイトの詳細情報へのリンクでしょうか?
全ページへリンクするか、すべてのコンテンツを見られるページがあるならそのページに向けて 1 ページ目もしくは最初の数ページから rel="canonical" を設定し、残りのページは noindex にすると推測しました。

ただスライドだけでは曖昧です(早まって実装しないでください)。

最後の “local crawler” で二重チェックするも、“local crawler” が何を意味しているのか不明です。

ガイドラインの正式発表を待つ

スライドの写真だけをもとに rel="prev/next" 亡き後のページネーション ベストプラクティスを推測してみました。

「自然にリンクする」と「クリーンな URL を構成する」に関しては確実にそのとおりのはずで、今から整えておいても問題はないでしょう。

rel="canonical"noindex の使い方に関しては適切に解釈できている保証はないので、まだ動かないようにしてください。

間もなくとのことなので、ページネーションの推奨ガイドラインが発表されるのを待ちましょう。