画像検索の新しいリファラーにGoogleアナリティクスが対応、参照元/メディアは google images/organic

[レベル: 中級]

画像検索に新しいリファラー URL を導入することを Google は7月にアナウンスしていました。
数か月にわたって変更していくとのことでしたが、徐々に変わりつつあるようです。
Google アナリティクスには、新しいリファラーによる画像検索のトラフィックがレポートされ始めました。

画像検索 は “google images / organic”

Google アナリティクスの「集客」セクションの「参照元 / メディア」レポートでは、「google images / organic」として画像検索からのトラフィックは記録されます。

google images / organic

アナウンスにもあったようにアナリティクス側での設定変更は不要です。
自動的に新しいリファラーでレポートされるようになります。

なお、参照元には「google images」として、参照サイトには「images.google.com」として画像検索はレポートされます。

Search Console の検索アナリティクス/検索パフォーマンス レポートではフィルタ機能を使えば、画像検索トラフィックを絞り込むことができます。
ですが、アクセス解析の専用ツールである Google アナリティクスを利用することでより細かな分析ができます。
Google アナリティクスでも、画像検索からトラフィックを調べてみてくだい。

画像検索のリファラー変更にともなう Google アナリティクスの対応については Google 公式ブログでアナウンスが出ています。
アクセス解析担当者はそちらもご確認ください。

画像検索の最適化

もう6年以上前になりますが、画像検索の最適化をウェブマスター向け公式ブログが解説しています。
今でも十分に通用するので見直すといいでしょう。

直近で言えば、先月の Google Dance Singapore で画像検索で検索トラフィックを獲得するためのコツについてセッションのなかでゲイリーが触れていました。

次の2つは画像検索の最適化において必須の要素です。

  • alt 属性
  • キャプション

今の Google は画像認識を画像検索で使っているとのことでしたが、頼らないほうがいいそうです。
テキスト情報は依然として大切です。

また Lazy Load の画像をインデックスさせるには <noscript> タグの設定を推奨しています。
Lazy Load の SEO に関しては構造化データも有効でしたね。

重要なトラフィック獲得源として画像検索もあなたの SEO にぜひ組み込んでください。