ビデオSEOの時代がやってくる

Sphinn Japanで高い評価のコメントが付いた記事があります。

かつユニバーサルサーチの恩恵を受けるYoutube動画を活用したSEOです。

モデレータの清音さんのコメント。

アクセスを集めるのにyoutubeがいいとか、ユニバーサルサーチにひっかかるとか、知ってる人は多くても、実際にビジネスで活用している人は極端に少ない。この記事のように、これだけ細かな事例を示されると、「やろう!」と思い立つ人は多いはず。

GoogleはSERP(検索結果ページ)でのユニバーサルサーチ化を一段と推し進め、YouTubeのビデオページを並べて表示するようになっています。

Googleでobamaを検索

GoogleでFaywayを検索

上の2つのキャプチャは、Google.comのSERPsで、横に2つ並んだ動画です。

Google.co.jpでは、縦に2つ並びます。

グーグルでリア・ディゾンを検索

※Google.comとGoogle.co.jpではなく、アメリカで投稿された動画が横並びで、日本で投稿された動画が縦ならびになるのかもしれません。

かなり目立ちますね。
クリックしたくなりませんか?

Googleは、9月に「Gaudi」という動画内の音声をテキスト化して、インデックスするシステムを試験的に開始しています。

動画の中で発せられた言葉を、検索対象にできるのです。

今はまだ、テスト段階でPoliticians channelsという政治家に関する動画にしか利用できませんが、今後、すべての動画への導入を計画していることでしょう。

音声を正しく認識するという技術的な課題や、「はし」が「橋」を意味するのか「箸」を意味するのか、理解力の問題などはありますが、これらを克服したときに、次の世代のSEO、VSEO(Video SEO)が本格的にやってくるかもしれません。

Gaudiは、(1)話されている言葉の関連性(2)Youtubeに投稿したビデオのメタデータ(タイトルやディスクリプション、タグなど)(3)投稿日の新しさ、で検索順位を決定しているそうです。

先手必勝、来るべきに日に備えて、今のうちからVSEOを始めてみてはいかがですか?