新Google AdWordsキーワードツールがベータ版から正式版へ

ちょうど1年前にベータ版として公開されたGoogle AdWordsの新しいキーワードツールが正式版に移行しました。

旧キーワードツールにはもうアクセスできません。

またベータ版から正式版への移行に伴い、キーワード最適化ツール(Search-based Keyword Tool)もまもなくリタイアします。
キーワード最適化ツールが備えていた機能のいくつかは新キーワードツールに組み込まれています。

新しいキーワードツールはAdWordsアカウントを持っていないユーザーにも一般公開されており、こちらもベータが外れ以前のツールは終了しています。

このキーワードツールはもともとAdWords広告主向けのツールですが、SEOのキーワードリサーチにも利用できるのでAdWordsアカウントを開設していければ公開版を利用するといいでしょう。。

新キーワードツールと旧キーワードツールでは、グローバル・ローカルの月間検索ボリュームのデータに違いがあります。
新ツールは、Google.comだけの検索を対象にしています。
旧ツールは、検索パートナーサイトの検索も対象になっていました。

僕たちにとっては、Googleだけに絞られていたほうが都合がいいでしょう。
※日本のツールではGoogle.co.jpのデータになっているんですかね? 確認しないと分かりません。

新キーワードツールは以前より検索数のデータが正確になってきたというレポートもあります。

この前紹介したGoogleオートコンプリートを使ったキーワードツールでは検索数を知ることはできません。
でも新しいAdWordsキーワードツールと併用すれば検索ボリュームの動向がつかめます。

新キーワードツールは依然として事実を反映していないキーワードも多いようですが、検索ボリュームを抜きにしてもカテゴリによる絞り込みやURLとキーワードのコンビネーションなど便利な機能を搭載しているので有効活用したいものです。