まだまだある効果的なTitleタグの秘訣

「もっとも重要な“内的SEO”は何だと思いますか?」

と尋ねられたら、ほとんどのWebマスターは、「Titleタグ」と回答するのではないでしょうか?

Titleタグは、ランキングを上げるためにも、またクリック率を上げるためにも、十分に吟味しなければならない要素です。

以前に、アメリカの有名SEOコンサルタント、Aaron Wall氏がビデオで解説した効果的なタイトルの付け方を紹介しました。

今日は同じくアメリカで有名なSEOコンサルタント、Ann SmartyさんがSearch Engine Journalで投稿した効果的なタイトルの付け方を、僕からの補足も交えながら紹介します。
(余談ですが、Annさんはつい最近女の子を出産しました)

1.キーワードを入れる
キーワードを含んだタイトル
これは説明不要ですね。ターゲットにしたキーワードをTitleタグに含めるのは必須です。
ボールド表示されるので目立ちます。
Annさんは入れる数は1回だけにするべきだと言っていますが、僕は2回繰り返すことも多いです。
キーワードによって評価のされ方は変わってくると思います。

2.電話番号を入れる
電話番号を含んだタイトル
電話での問い合わせが予想されるサービスを提供しているなら、役立ちそうですね。
SkypeをインストールしているとInternet ExplorerとFirefoxは、拡張機能が追加されてワンクリックでSkypeから電話発信できます。
Titleタグに入れないとしても、Meta Descriptionに入れておくとスニペットに表示されてクリックが伸びることも多いです。

3.場所を入れる
場所を含んだタイトル
これも定番ですね。
「地名・駅名」がプラスされたキーワードは、コマーシャル・インテンション(購買意欲、申込意欲)が高い証拠です。
Googleでは、ローカルサーチで上位表示されるポイントにもなるようです。
ローカルビジネスを展開しているときは、“Contact us”や“About Us”ページにも、所在地を示しておくとサーチエンジンにロケーションを、より認識してもらえます。

4.金額を入れる
金額を含んだタイトル
ロープライスがウリなら、料金や価格を入れてのアピールは効果がありそうですね。
財布の紐が硬くなっている不景気な今のご時勢には、特に向いていそうです。
金額でなくても、「○%OFF」というのもよさそうです。

5.社名を入れる
社名を含んだタイトル
会社名、サービス名などのブランド名を入れます。
ブランド名で名指しした検索には、効果てき面です。
ただし、ブランドとしての認知度が低い(検索数が少ない)段階では、タイトルの終わりに持ってきたほうがいいと思います。

Titleタグで指定するページタイトルは、検索エンジンよりも検索者をターゲットにして、いかに興味を引いてクリックさせるかを考えましょう。

ただし、タイトルの内容とランディングページの内容があまりにもかけ離れていると、すぐに戻られてしまう割合、いわゆる「直帰率」が高くなります。
したがって、タイトルに見合ったコンテンツを提供することが要になるのは言うまでもありません。

P.S.
Titleタグを変更すると、ランキングが急激に落ちるケースが多いので(狙いどおり上がることもある)、公開してから時間のたっているページのタイトルを変えることには、慎重になってください。