ライバルサイトの何を初めにチェックするか?

ターゲットにしたキーワードですでに上位表示しているサイトがどんなサイトなのか、ガチガチのSEOで固めてあるのか、付け入る隙はあるのか、あなたはどうやって調べますか?

SEOには様々な要因があります。
Googleは200以上ものランキング要因を指標としているそうですが、ありとあらゆる要因を最初から調べるのは現実的ではありません。
そこでまず最初の段階としてチェックするのはどんな項目でしょうか。

WebmasterWorldのメンバーの1人は、上位10サイト(ページ)の次の項目をはじめに調べるとコメントしています。

  • Google PageRank(ツールバーのPageRank)
  • 対象のキーワードを含んでいるページ数
  • Google・Yahoo!・Bingでのバックリンクの数

これに対してフォーラム管理者のtedsterは、さらに一歩進んだ調査として3つのアイディアを提案しています。

1. [site:example.com キーワード] のサイト内検索で、ライバルサイトから対象キーワードでいくつのページが返されるか調べる。Googleはユーザーやキーワードに対して相応の価値があるページを上に表示するから、こうすることで対象キーワードに絞った情報を手にすることができる。
※鈴木補足:上のコメントでは単にキーワード含んでいるページの数を調べるだけですが、こちらはキーワードに関連すると検索エンジンが判断しているページがどんなかを調べます。

2. 対象のキーワードで上位表示しているサイトのタイプを分類してみる。情報収集が本質的な目的である検索に購買を目的としたページを上位表示させようとするのは時間のムダ。
※鈴木補足:たとえば「ネクタイの結び方」の検索は情報を求めている検索です。このキーワードで「ネクタイを販売」するページを上位表示させても売上は期待できないでしょう。ユーザーの検索意図は「ネクタイの結び方を知ること」であって、「ネクタイを買うこと」ではありません。そのキーワードを検索するユーザーの意図を検索エンジンがどのように判断しているのか理解しておくべきです。検索の3つのタイプQDDも参考になるでしょう。)

3. どんなユニバーサル検索の結果が混ざっているかチェックする。差し込まれているユニバーサル検索のコンテンツに対しても最適化する。
※鈴木補足:ユニバーサル検索として画像が出ているなら画像SEOを、ビデオが出ているならビデオSEOにも取り組めということです。

ライバルサイトの強さをチェックする項目はたくさんありますが、あなたは手始めに何を実行しますか?
上のなかに当てはまる項目はあったでしょうか?

tedsterのチェック項目はさすがに実用的ですね。
ちなみに僕がサッとするのは、以下です。

  • link:とlinkdomain:コマンドでバックリンクの数とリンク元ページを眺める(ざっと見渡すだけ)
  • TBPRを見る(最近は見ないことも多い)
  • titleタグにキーワードを含んでいるか(SEOを意識しているかの判断材料)

強豪ぞろいだと感じたらもっと詳しく調べますが、さしあたり最初の数分で調べるのはこんな感じです。

あなたは第一ステップとして何を調べますか?