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先週のWeb担当者Forumの海外&SEO情報ウォッチで、Google/Yahoo!/Bingが、どのようにmeta keywordsタグを取り扱うかをまとめました。

こちらの海外SEO情報ブログでも、記録として残しておきます。

まず、各サーチエンジンがmeta keywordsタグを検索結果にどのように反映しているかを、シンプルにリスト化すると次のようになります。

  • Google:反映しない
  • Bing:反映しない
  • Yahoo!:場合によって反映する

まず、Googleは完全に無視です。
これは、間違いなく事実です。

Googleは、meta keywordsをサポートしないと何度も何度も公式コメントを繰り返しています。

Googleの言うことがすべて正しいとは言い切れないとしても、meta keywordsタグについては、真実です。
自分で調べれば分かります。

アメリカでは、裁判所までがGoogleはmeta keywordsタグを見ないことを理由に判決を下した例もあるほどです。

より厳密に言うと、完全に無視してインデックスしないというということではないようで、meta keywordsタグの存在は認識するようです。

しかし、検索結果を導き出す要素としてはまったく利用しません。
仮にmeta keywordsタグにしか存在しないキーワードがあって、そのキーワードで検索してもSERPには出てきません。

次はBingです。

Bingもサポートしません。

Bingは、Bing Webmaster公式ブログで次のように説明しています。

Meta keyword tag

The <meta> tag’s keyword attribute is not the page rank panacea it once was back in the prehistoric days of Internet search. It was abused far too much and lost most of its cachet. But there’s no need to ignore the tag. Take advantage of all legitimate opportunities to score keyword credit, even when the payoff is relatively low. Fill in this tag’s text with relevant keywords and phrases that describe that page’s content.

When creating keyword text, remember the following:

  • Choose words that may be secondary keyword terms (save the primary keywords for use in the <title> and <meta> description tags), and even include a few, commonly seen typographical errors of primary keywords, just for good measure
  • Limit your keyword and key phrase text, separated by commas, to no more than 874 characters
  • Don’t repeat a keyword more than 4 times among the keywords and phrases in the list

要点だけをいうと、「meta keywordsタグは過去に乱用されてきたので、今ではほぼ信頼性を失っている。ただし無視していいというわけではなくて、結果は小さいとしても、ページのコンテンツを裏付けるようなキーワードを入れておいた方がいい」、となります。

ここだけを見ると、サポートしていないとは言えず、得られる代償は小さいものの記述しておくべきだと理解してしまうのですが、そうでもないようなのです。

Search Engine Landのダニー(Danny Sullivan氏)は、先日のSMXのセッションでBingのIan(イアン)氏が、Bingはmeta keywordsタグを数年前から使っていないと語ったことをコメントで伝えています。

Ian, Bing said in the session they don’t use it. They’ve said they don’t use it for years. My last survey (Meta Keywords Tag 101: How To “Legally” Hide Words On Your Pages For Search Engines) confirmed again that they don’t use it.

ダニーが過去に行った検証でも、Bing(当時は、Live Search)はmeta keywordsタグを、検索結果の取得には利用していなかったそうです。

そして、Bingが公式ブログで、それでもmeta keywordsタグの利用を推奨し、いくつかのポイントを述べている点に関して、「自分の言っていることが分かってないみたいで、古めかしいSEOをどこかからコピペしてきたようだ。記述に関する具体的なアドバイスも、ガイドラインにはまったく記載されていなくて、どうでもいいようなことばかりだ。」と指摘しています。

Honestly, I don’t think they know what they’re talking about. That reads like someone got a copy of really old SEO advice and decided to put it out there regardless of what Bing actually does. I mean, my head hurts, but not everyone cared about commas or not. And no one had this 874 character limit. I mean, if you went over, it was no big deal. And the don’t repeat more than 4 times? According to what. Microsoft never, ever had its own guidelines like this.”

And in Bing’s published guidelines, there’s nothing like it, either.

この後説明するYahoo!がいい例になりますが、検索エンジン会社の人間が言ったことが必ずしも事実とは限りません。

ですから、SMXでBingのIan氏が言ったことはBingとしては真実だとしても、実際とは異なっていることもあり得ます。

それに、ダニーがBingはmeta keywordsタグを無視することを検証したのは、2年以上前になります。
アルゴリズムが変わっている可能性は、ゼロとは言えません。

ただ、僕が調べた限りでは、Bingは今でもmeta keywordsタグを検索結果に反映させていません。

なので、Bingに対しては、Google同様にmeta keywordsタグはなんら効力を持っていないと判断しています。

最後にYahoo!です。

Yahoo!がいちばん厄介です。

SMXでYahoo!の代表は、Yahoo!はmeta keywordsタグのサポートを数ヶ月前に止めたとコメントしました。

しかし、これは正確に事情を語ってはおらず、Google(とBing?)のように、あるものをないものとして取り扱うということではなかったのです。

下は、Yahoo!がダニーに送ったメールの引用です。

What changed with Yahoo’s ranking algorithms is that while we still index the meta keyword tag, the ranking importance given to meta keyword tags receives the lowest ranking signal in our system.

Words that appear in any other part of documents, including the body, title, description, anchor text etc., will take priority in ranking the document – the re-occurrence of these words in the meta keyword tag will not help in boosting the signal for these words. Therefore, keyword stuffing in the keyword tag will not help a page’s recall or ranking, it will actually have less effect than introducing those same words in the body of the document, or any other section.

However, when no other ranking signal is present, unique words that only appear in the meta keyword tag section of documents can still be used to recall these documents.

“ヤフー!のランキングアルゴリズムで変更があったのは、私たちはmeta keywordsタグを依然としてインデックスするものの、meta keywordsタグに与えられたランキングの重要度は、私たちのシステムの中では、もっとも小さなの順位決定の指標を受け取るようになったということです。

ドキュメントのmeta keywordsタグ以外の部分、bodyやtitle、meta desription、アンカーテキストなどにランキング付けの優先度がおかれます。meta keywordsタグに、キーワードが繰り返し出現したとしていても、そのキーワードで検索順位を押し上げる手助けにはならなりません。したがって、meta keywordsタグにキーワードを詰め込むことは、ページを呼び出したりランキング付けするのに役に立たないし、body部や他のセクションと同じキーワードを記述したときよりも、効果が小さくなります。

しかしながら、他にランキング指標が存在せず、meta keywordsタグだけにしか登場しないような極めて稀な言葉というのは、今でもページを呼び出すために利用されます。”

Yahoo!は、meta keywordsタグをインデックスします。
検索結果にも反映させます。

ただし、一般的に使われるキーワードの場合には考慮されず、他のどこを探しても見つからないようなキーワードが検索された場合には、最終手段のような形で、meta keywordsタグから情報を読み取るということです。

なので、通常ターゲットにするキーワードをmeta keywordsタグに入れても、Yahoo!でもランキングには影響しません。

・・・、「影響しません」、そう断言したいところですが控えておきます。

ランキングに与える影響度が最小だとしても、インデックスはしているし、少なくとも独特のキーワードに対しては、検索結果に反映させています。

意味不明の文字列をmeta keywordsタグに記述して、Yahoo!がそれをインデックスし、検索結果に出しているのを、ダニーとHigh RankingsのJill Whalen(ジル・ワーレン)女史が確認しています。

日本では、SEO対策の薬箱の藤井さんが検証してますね。

またいつ何時、アルゴリズムを変更するか分かりません。
特に、Yahoo!のことですから。w

といっても、meta keywordsタグにキーワードを詰め込むのはやめておきましょう。
キーワードをメインコンテンツ部に入れた時よりも、効果が下がる(評価が下がる?)ようなことを言っています。

長くなったので、おさらいします。

Googleは、meta keywordsタグの情報を利用しません。
これは確実で、きっと今後も変わることはないでしょう。
Googleは、meta keywordsタグなんかに頼る必要はないですからね。

Bingは、社員の発言と検証から判断すると利用していなさそうです。
ブログでは利用しているようなことを言っているが、ちょっと怪しい。
今後も利用はしないんじゃないでしょうか。

Yahoo!は、インデックスしていることは確実です。
bodyやtitleなどに出てくる一般的なキーワードに対しては、順位付けの指標にはならないと言っています。
meta keywordsタグに頼らざるを得ないような稀なキーワードの検索には、利用します。
これは確認できます。
ですが、将来どうなるかは分かりません。

2009年10月26日の時点での僕の認識です。

支持はもちろん、異論・反論のコメントも歓迎です。

ただ、「meta keywordsタグを記述するべきではない、してはいけない」と言っているわけではありません
この点に関してはご配慮ください。

プラスに働かないとしても、meta keywordsタグを記述したからといって、キーワードスタッフィングでない限りは、GoogleにせよBingにせよマイナスに響くことはないでしょうからね。

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