「+1」も「いいね!」もランキング要因になっていない、ペンギンはさらに緻密に 〜 ウェブマスター向けQ&Aインド編

[対象: 全員]

インドのウェブマスター向け公式ブログが、一般のサイト管理者から投稿があった質問への回答を公開しました。

Matt Cutts(マット・カッツ)氏をはじめ、世界各国のGoogleのサーチクオリティチームのメンバーが答えています。

Googlebotくん

サーチクオリティチームが回答したウェブマスター向けQ&A【インド編】

ランキング

Q: ブログ記事の「+1」はランキング要因になっているのか。
リンクはいまでも検索順位の助けになっているのか。+1や言及のようなソーシャルシグナルは、リンクに取って代わることになりそうか。

A: ウェブサイトのランキングを決定するために200以上のシグナルをGoogleは使っている。

本当の人間のユーザーがクリックした+1ボタンは、ランキングと検索結果におけるサイトの表示に影響する数百あるシグナルのうちの1つとして実験されている。

どんなシグナルであっても、検索品質を全体として向上させることが目的。ほかの新しいシグナルと同様に、+1をはじめサイトでの本当のユーザーの行動に基づくソーシャルのランキングシグナルに対しては、慎重にスタートし、品質にどんなふうに影響するかを学んでいく。

しかし今のところは、「+1」や「いいね!」などはサイトのランキングに直接の影響を何も与えていない。

そうは言っても、ソーシャルシグナルと著者情報はユーザーとの関係性・信頼の構築にに大いに役立つ。避けてはいけない。

Q: 直帰率やページビュー、滞在時間などGoogleアナリティクスのデータをサイトの順位付けや分析にGoogleは利用しているのか?

A: 検索結果を順位付けするためにGoogleアナリティクスのどのデータも使っていない。

Q: モバイル向けサイトを持っていないサイト(つまり、PC向けサイト)がモバイル端末からの検索で(モバイル向けサイトよりも)上位に表示されることがある。
モバイルに対応したサイトを提供することは、モバイル端末から検索したときの順位にプラスに働くのか? Googleはモバイル向けサイトを優先するのか?

A: クエリに対して最も関連性が高いコンテンツをユーザーが見つけられるように、我々のアルゴリズムは設計されている。
これはモバイル検索にも当てはまる。クエリに対して関連性があるなら、モバイルに最適化していないページであってもモバイルに最適化したページと同じようにランク付けされる。

バックリンク

Q: 有料リンクとアドバトリアルのリンクにGoogleはペナルティを与える。しかしYahoo! Directory (http://dir.yahoo.com/) みたいな有料のディレクトリについてはどう考えているのか。有料のリスティングであることは周知の事実だが、ペナルティを受けたことはないように見える。

A: 特定のサイトに対策したかどうかについて、通常、我々はコメントしない。代わりにGoogleウェブマスターツールで認証したサイト所有者にメッセージを送るようにしている。したがって、自分が所有していないサイトに関して対策を受けたとか受けていないとか誰かが言い張ったとしても、実際に確認することはできないと知っておいてほしい。

一般的に言って、ディレクトリに話が及んだときには、「質」の領域がある。

1つには、たいていはPageRankをクライアントのサイトに送って、検索結果を不正に操作しようとすることを唯一の目的とした、品質が極めて低かったりスパムっぽかったりするサイトがある、
こうしたサイトはユーザーに付加価値を何ら提供しないし、登録を求めるサイトを審査なしですべて自動的に受け入れる。申請を拒否しないかもしれないし、登録する情報は完全に申請者任せのことが普通だ。
ユーザーが自分で使うことがないし知り合いに勧めることもない種類のサイトだ。

領域の反対側には、編集者が慎重にキュレーションし、ユーザーが気に入って利用し、シェアするディレクトリがある。

もっと詳しいことは有料ディレクトリについて説明したビデオを参照してほしい。

クロール

Q: コンテンツのページネーションで最もいいやり方を知りたい。rel=”prev”とrel=”next”で十分か。1ページ目ではなく、なかのページが出てくることがたくさんある。

A: ページネーションはコンテンツを別々に分けるプロセスだ。
コンテンツが複数のページに分かれていようがいまいがにかかわらず、ユーザーに最も適した結果を返すことをGoogleはよくやれている。

一連のコンテンツを構成する要素の関係性を示すrel=”prev/next”の利用が推奨されるが、ヒントとしてであって、絶対に従うべき命令としてはGoogleは扱わない。

ページ分割したいのであれば、検索ユーザーが一般に好む、1つのページで記事全体やカテゴリを見られるビューオールページを指定することができる。

個々のページにrel=”canonical”を追加すれば、検索結果に表示させたいページとしてビューオールページを特定できる。

サイトマップとサイトストラクチャ

Q: サイト全体にパンくずリストを追加すると、カテゴリとサブカテゴリ、個別ページの階層構造をGoogleが決定する手助けになるか。

A: なる。ページのHTMLをパンくずリストをマークアップすれば、Googleはそれを認識し、検索結果での表示に使うことができる。

Googleにサイト構造を適切に理解させたいのであれば、パンくずリストとは別に、論理的に構成したURLと良いリンク構造も気にかけたほうがいい。

Q: XMLサイトマップを圧縮したgzip形式で送信するとインデックスを促進するのか。それともgzipかどうかは関係ないか。
サイトマップをウェブマスターツールで毎日送信するとインデックスが促進されるか。

A: サイトマップを圧縮しようがしまいがインデックスされるURLの数には何の効果もない。
同じように、ウェブマスターツールから毎日サイトマップを送っても何も変わらない。

通常のクロール処理では発見できないかもしれないURLも含めて、サイトのすべてのページをGoogleが知ることを確実にするためにサイトマップを送信する。しかし、すべてのページをクロールし、検索結果にすべてのページが含まれることを保証するものではない。

サイトマップのデータは、サイト構造を理解するためにも使われる。クローラーのスケジュールを改善したりこの先より適切にくろーるしたりすることにも役立つ。

URLがインデックスされない理由はいくつかある。たとえばページが重複だとみなされたり、価値がなかったり、noindex metaタグが入っていたりしたらインデックスから除外されるだろう。

ペンギンアップデート

Q: それぞれのページの強さに応じてペンギンは評価しているようにみえる。単体ベースでページを評価する基準もあれば、サイト全体のオーソリティを参照して評価する基準もあると考えて構わないか。

A: サイトより上のレベルで動作するものが我々のアルゴリズムにあるのは確かなことだ。しかし、多くのアルゴリズムはもっと緻密で個別ページのレベルで動作する。

ペンギンのようなアルゴリズムは、時間をかけて、スパムを検出するためにより良いシグナルを我々が見つければ見つけるほどよりきめ細かくなっていく。

以上です。

これまでに何度も挙がっている質問が大半だったかもしれません。
それでもGoogleの人にあらためて説明してもらうと再確認になっていいですね。