はてなブックマークに追加

検索エンジンは「自然に張られたリンクを評価する」と分かっているものの、どうやったら自然なリンクを集められるのかが僕たちの頭を常に悩ませます。

そこでGoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏が、効果的なリンクビルディングの方法を教えてくれました。

What are some effective techniques for building links?

補足も交えつつまとめます。

1. 論争
批判や反論など議論や物議をかもすような記事を書きます。
一般の人々の見解とは違った意見を展開することで注目を浴びるわけですね。
ただしくり返しやり過ぎるとあきられて関心が薄れることがあるし、攻撃的に実行すると威力が増すものの炎上することもあるので注意が必要です。

Matt Cutts氏はあまり頼りたくない手段だそうです。

論争でなくても、ユーモアがあったり独創的なことを公開するのもよいでしょう。
数年前に大ブームになった「脳内メーカー」や、マックのハンバーガーだけを食事にした生活の日記の「30日間マクドナルド生活」が日本での例になりそうです。

2. コミュニティ
コミュニティに参加します。
たとえばフォーラムやQ&Aサイトで誰かの質問に何度も答えてあげると名前を覚えてもらって、「この人は前もよい答えを返してくれたな」と認知されます。
結果として、あなたのサイトに行けば役立つ情報がたくさんあると思われリンクされる機会も増えます。

Matt Cutts氏のおススメの方法です。

僕もGoogleヘルプフォーラムでもっと頑張らないとダメかな。(笑)

3. リサーチ
あるテーマについて深く突っ込んだ調査を公開します。
Matt Cuttsが例として挙げたのはウェブメールのスパムフィルタの能力を徹底比較したDanny Sullivan(ダニー・サリバン)氏が書いた記事です。
たぶん、これこれこれのことだと思います。

ダニーはこういう詳細に調べた比較ものをよくやります。
さまざまな項目からURL短縮サービスを比較した記事も、かなりの手間ひまがかかっているはずです。
もちろん結果は出ていて、リンクは1,000本以上だしTwitterでの言及も1,800を超えています。

4. ニュースレター
ニュースレター(メルマガ)を配信します。
トラフィックを集めてコンバージョンに至らせることができます。

リンクが集まるというよりは、読者と関係を作ったうえでメルマガのリンクから直接のアクセスを作り出す感じですね。
僕も毎週月曜日に前の週のブログ記事のまとめをまぐまぐメルマガで配信しています。
サイドバーの右上に登録フォームがあるので、未購読の方は登録しておいてください(無料です)。

5. ソーシャルメディア
ブログ、フォーラム、Twitter、Facebookなどのソーシャルメディアに参加します。
共通の興味・関心を持った仲間を知ることができます。
カンファレンスやセミナーで講演するとブログであなたのサイトのURLが一緒に紹介されるかもしれません。

今ならTwitterなんかも効果がありそうですね。
講師として講義している時に、ツイートに含まれたあなたのサイトのURLで認知度が高まることがあります。

またソーシャルメディアサイトで、会ったことはないけれど、近しい関係になるユーザーっていますよね。
そういった人たちとコミュニティができあがって、互いを紹介しあう自然な形でのリンク関係も生まれてくることを実体験を通して知っています。

6. ブログ
ブログを運営してその道の権威になります。
企業がブログを運用しない理由は見当たりません。
自分を確立するのにも使え、名刺やプロフィール代わりにもなります。
自分がどうやってインターネットに登場したかのようなリソースになるのもよい方法です。
ハウツーやチュートリアルは、Matt Cutts自身が実践しているユーザーに支持される効果的な手段だそうです。

僕はこのブログを3年以上毎日更新し続けて、「海外SEO」では権威になることができました。(笑)

何かのやり方や手順を詳細に解説した記事は喜ばれますよね。
僕のブログで言ったら、「WWWあり・なしの正規化」や「拡張子.htmlのままPHPを実行する方法」、「Google Analyticsで検索順位を調べるフィルタ設定」が該当しそうです。

ここでMatt Cuttsは、大切なことを補足していました。
自分以外にほとんど誰も書いていないような情報源であれば、ロングテールのアクセスを拾うのにリンクが2、3本あれば十分とのことです。
あなたにとっては当然で簡単なことでも、他の人にとっては未知のことというのがたくさん存在します。
自分が知っているどんな些細なことでも、コンテンツとして公開してみるといいでしょう。
知りたい人が必ずいるはずです。

7. サービス・プロダクト
人々が役立つと感じるサービスやプロダクトを提供します。
無償での配布またはコミュニティでの提供が適切でしょう。
Firefoxアドオンや、Google Chrome 拡張機能WordPressプラグインが代表例です。

SEO系のツールでリンクを集めている例は日本でもたくさんありますね。

8. サイト構造
コンテンツということではないのですが、リンクしやすいようにサイト構造を整えておくことも大切だとMatt Cutts氏は指摘しています。

それぞれのコンテンツがどこにあるか分かりやすくしておかなければなりません。
いざリンクしようと思ったら、サイトの中のどこに該当ページがあるのか見つけられないなんてことになっては意味がありませんね。

9. ビデオ
Matt Cuttsが最後におススメしたのはビデオです。
伝えやすい手段だし、ユーザーが評価してくれます。
自分でも楽しむことができればいうことなしです。
役立つと一回実感すれば、その後も続くでしょう。

今頑張ってビデオコンテンツを増やしています。w

以上、GoogleのMatt Cutts直伝のナチュラルリンクの効果的な構築方法でした。

自作自演で中身のない無料ブログを大量生産したり、効果があるかどうか判断できないリンク購入に費やしたりする時間とお金と労力を少しずつこれらの手段にシフトしていくと、長い目で見て検索エンジン + ユーザーからの支持を受けることができると思いませんか?

この記事が参考になったと思ったらソーシャルメディアで共有してください。

Sponsored Links

Privacy Policy

次のエントリも読むとSEOにさらに強くなります。

コメント

  • tac より:

    > 僕はこのブログを3年以上毎日更新し続けて、「海外SEO」では権威になることができました。(笑)
    質の高いコンテンツを毎日、3年間続けるというのはかなりすごいと思います。
    書くことで、知識も自分の中で消化しやすくなりますしね。

    僕も違うジャンルで何か書いてみようと思います。
    もう、鈴木さんには「海外SEO」でかなわないのでw

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***

    書くことで、知識も自分の中で消化しやすくなりますしね。

    そうですね、それはあります。
    ウソは書けないので入念に調べることも多いです。

    いつもコメントありがとうございます。
    コメントが更新を続ける励みの1つです。:)

  • morita より:

    いつも考察に満ちた楽しい記事をありがとうございます。

    わたしは鈴木さんのブログに1年間以上お世話になっておりますが
    そのお陰で自分の管理サイトを軌道に乗せる事ができました。

    本当に感謝しております。
    引き続き勉強させて頂きますね。勝手ながら。^^

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***

    そのお陰で自分の管理サイトを軌道に乗せる事ができました。

    報告ありがとうございます。
    お役に立てたようで僕も嬉しいです。
    でも、moritaさんが実践したからこその結果です。
    読んだだけで満足する人も多いでしょうからね。
    これからも頑張ってください。

  • K より:

    いつも拝見させていただいております、有益な情報をありがとうございます。

    「独創的なコンテンツ」の観点で言うと、得意な分野を組み合わせるのがいいのかもしれませんね(全然関連のない組み合わせはマズイですが)。

    鈴木さんは英語とSEOを極めていらっしゃるので「海外」+「SEO」
    例えばサッカーに詳しくて占いやってたら「サッカー解説」+「試合結果占い」みたいな(ちょっと無理ありますがw)

    1つの事を極めた方は結構いらっしゃるので(当然それもすばらしい事ですが)、差別化できるかと…

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***

    得意な分野を組み合わせる

    そうですね、僕もそれが功を奏しんだろうと今は実感してます。
    Kさんもよい組み合わせが思い付くといいですね。

    ちなみに僕は英語もSEOもぜんぜん極めていませんよ。
    いまでも勉強中の身です。


コメントを投稿する

※下の英数字のキャプチャコードを入力してから投稿してください。
*