何でも見るグーグル – HTMLフォームのクローリング開始

GoogleのCorporate Information会社情報)は、次の一文から始まります。

Google’s mission is to organize the world’s information and make it universally accessible and useful.

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。

このミッションを達成すべく、Googleはさらにカバーするウェブドキュメントの範囲を拡大しました。

Google Webmaster Centralブログの公式発表によると、HTMLフォームの送信先ページのクローリングに成功したそうです。

ユーザーが、種々の項目を選択したり、テキストを入力して情報を送信した後に表示されるページを、インデックスできるようになりました。

コンピュータが自動的にメニューを選び、ラジオボックスやチェックボックスを選択し、テキストボックスにサイトから適切な内容を探して入力するとのことです。

人間のようにフォームに入力、送信してアクセスできるページが、まだインデックスされておらず、有効で役に立つと判断された場合にインデックスを試みます。

「質の高いサイトが対象」、「GETフォームのみサポート」、「robots.txtやMETAタグのnoindex/noffolow属性でブロックされていない」、「パスワードやユーザーIDなどの個人情報を求めない」などの条件があります。

今回のアクセス範囲の拡大による、他のウェブページへのPageRankやクローリング、ランキングへの影響はないとのことです。

先週、Googleは進化し続けるということで直前検索補正について書きましたが、ホントGoogleの進化はとどまるところを知りませんね。

てっきり読めないと思っていた、JavascriptやFLASHもかなり上手に読めるようになっているみたいです。

なんだか、「何でもかんでも見られて恐い」という感覚すら生まれます。(??;