301リダイレクトはアンカーテキストを渡すのか?

Googleは、開設したばかりのGoogle Webmaster Central YouTube Channelに、ウェブマスター向けに非常に有用な動画を、次から次へとアップしています。

このブログでも、これまでrel=”canonical”タグの詳解Googleのブランド重視アルゴリズムの解説ビデオを取り上げました。

新たに3つ追加されました。

このエントリでは、1つめの「301リダイレクトとアンカーテキスト」についてのビデオを説明します。
残りの2つは、リクエストがあればSEO from USAの清音さんに頼んでみます。w

さて、301リダイレクトは転送先にアンカーテキストの効力を渡すのかどうかですが、原則的には「YES」です。

アンカーテキストだけではなく、リンクやサイトのTrust(信頼)も渡します。

しかしながら、アンカーテキストを渡すかどうかはGoogleが判断することで、必ずしもすべてのケースに当てはまるわけではありません。

Googleは、リダイレクト、リンクのデータをすべて記録しています。

すべての被リンクが301リダイレクトによるものだったとしたら、それはかなり異様で奇妙なことです。

正当な理由があって301リダイレクトを用いる分には、アンカーテキストは正常に通るでしょうが、被リンクを稼ぐ目的での大掛かりな301乱用は、避けたほうが賢明でしょう。

特に中古ドメインと301リダイレクトの組み合わせた不正なSEOは、両刃の剣と言えそうです。