AdSense、検索キーワードをコンテンツマッチの対象に

Google AdSenseに関する久々のエントリです。

Googleは、AdSense広告ユーザーが検索に使用したキーワードもどんなAdSense広告を表示させるかを選ぶ要素に加えるようになったとInside AdSenseブログで公式アナウンスしました。

一般的なブラウザはリンクをクリックして別のページに移動するときに、「リファラー(Referer)」という参照元ページの情報を送信します。

「どこからやって来たか」を伝えるわけですね。

検索結果に現れたリンクをクリックしてウェブページにアクセスするときのリファラーには、検索キーワードの情報が含まれています。

たとえば、google.comで”golf shop atlanta”を検索して検索結果に出てきたページにアクセスすると、リファラーは”http://www.google.com/search?q=golf+shop+atlanta”となります(通常はその他のパラメータも付きます。また日本語の検索では検索キーワードはUTF-8でエンコードされます。)。

“q=”の後に続く”golf+shop+atlanta”が検索キーワードで、AdSenseはこれを見るのです。

結果としてアトランタにあるゴルフショップの広告を配信するかもしれません。

リファラーの検索キーワード情報は数時間Cookieに保存され、再利用されるそうです。

たとえばその後ゴルフとはまったく関係のないニュースサイトに訪問し、そのサイトがAdSenseを配信していたら、コンテンツに関係なくゴルフ関連のAdSense広告を表示させることもあり得ます。

リファラーに含まれるキーワードの利用は、Google検索だけではなくYahoo!やBingなど他の検索エンジンからのアクセスにも適用されます。

興味 / 関心に基づく広告」とともに閲覧者にマッチした広告を配信することでクリックを促し、僕たちの収益が上がるといいですね。