Google、AdSense for domainsの一般提供開始

AdSense for domains(アドセンス・フォー・ドメイン)」が、一般公開されるとInside AdSenseでアナウンスがありました。

「AdSense for domains」は、おそらく知らない人が多いのではないでしょうか。

「AdSense for domains」とは、ドメインを取得したもののサイトとしては何も構築せずブランクのページを表示させておいたり、あるいはページすらアップロードせずにアクセスしたら404エラーを返したりするドメインに、AdSense広告を表示させるプログラムです。

ドメインだけあらかじめ取っておいてそのまま保管しておく、「Parked Domain(パーク・ドメイン)」が該当するサイトになります。

「AdSense for domains」を利用することで、コンテンツのまったくないサイトにAdSense広告を表示させることができるのです。

どんな広告が表示されるかというと、Google AdSense for DomainsのFAQによれば、Googleのセマンティック技術によりドメインの名前の意味を分析して判断するそうです。

Using Google’s semantic technology to analyze and understand the meaning of the domain names,

たとえば、「cheap-flight-tickets.jp」というパークドメインなら、格安航空券に関連した広告が表示されそうです。

「Google AdSense for Domains」はこれまで、大量のドメインを保有する人しか申し込むことができませんでした。
しかし、今後はすべてのAdSense発行者が利用できるようになります。

とはいえ、まずは北アメリカの英語のアドセンス利用者だけに限定されます。

取得したきり使っていないドメインや、ドメインエイジを稼ぐために先立って取得しておいたドメインを持っているAdSense発行者には、新たな収益を生むプログラムになるかもしれないので、日本での公開が楽しみですね。

ただ、英語のドメイン名と日本語の広告をマッチさせるのは難しそうな気もします。
日本語ドメインだったらどうんでしょう?

日本で「Google AdSense for Domains」に、すでに参加している業者は存在するのでしょうか?
※現行で申し込めるのもUSベースの英語サイトだけです。

日本での一般提供は、まだまだ先ですかね。